紙の原料と言えばパルプ・・・と、わたしたちはつい思いがちですが、それももういまは昔。近年では環境意識の高まりから、古紙再生紙の利用が盛んです。日本の紙の原料の半分強はすでに古紙が占めています。残りの半分も、製材工場の残材などを活用しており、伐採した樹木を原料とするバージンパルプは原料のわずか1/4にしかすぎません。古紙の利用率は欧州で40%、北米で33%、紙の再生では日本は世界のトップを走っています。

生産コストの面では、バージンパルプから紙を作る方が割安になることも多いのですが、多少のコストをかけても、地球環境を守るために「持続可能な仕組み」にしていくことがこれからの時代の重要な課題。情報や商品を届ける役割をする「紙」は確実に「繰り返し使用することが可能な資源」として、次代のニーズに対応しています。その古紙再利用の仕組みにも、私たち谷川運輸倉庫は関わっています。





「紙の目って何?」
「モーダルシフトとは」

輸入材や国産材のチップ(木材の皮をむき細かく砕いたもの)から加工されたパルプと、国内で分別収集され再生処理された古紙パルプがミックスされて原料となり、さまざまな種類の「紙」として生産されます。生産された紙の形態は、「ロール紙」(巻物状のもの)と「平判」(一定の大きさに裁断して積重ねたもの) に大別でき、それぞれに輸送や管理の手法が異なります。とくに新聞の素材などに使われる「ロール紙」は、大きいものになると1トンを超える重量で、延ばした長さはなんと19kmに及ぶものもあり、運ぶときにはクランプリフトという特別なリフトが必要となります。用途に応じて1枚2枚単位から、巨大なロール紙の搬送まで、多様に対応する必要があるのです。
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