谷川運輸倉庫の歩み
History
はじまりは明治23年、大阪・東横堀川のほとり、仲仕たちの息づく河岸で、運送業の第一歩を踏みだしました。あれから120年あまり、私たちは揺るぎない信頼と誇りを胸に、総合物流企業として力強く歩みを続けています。
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明治23年
1890
明治23年
谷川茂次郎が「新聞用紙の運送業」開始
谷川茂次郎が大阪市の東横堀川・十人浜で浜仲仕後に仲仕頭となり紙の運送をはじめる。
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明治33年
1900
明治33年
荷揚げ場「新濱」開設(大阪市東区)
仲仕株を入手した谷川茂次郎が大阪市東区の西国橋東詰めで「新濱」という荷揚げ場を開設する。
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明治34年
1901
明治34年
「谷川運送店」開業
谷川運送店を開業。中井商店大阪分店(現在の日本紙パルプ商事株式会社)の専属業者となり、新聞巻取紙などの運送と配達を請負う。この年の1月、新聞用紙の共同販売機関である共同洋紙合資会社が設立。同社の関西代理店から新聞用紙の運送業務を一任される。
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大正4年
1915
大正4年
「営業所」開設(大阪市北区)
大阪市北区曽根崎新地3丁目37番地に営業所を開設する。
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昭和14年
1939
昭和14年
「株式会社谷川運送店」設立
資本金18万円で株式会社谷川運送店を設立。本社所在地は大阪市北区曽根崎新地3丁目37番地。設立の目的は「新聞用紙ノ運送配達及ビ之ニ附帯スル事業並二投資」
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昭和21年
1946
昭和21年
商号を「谷川運輸株式会社」に変更
商号を谷川運輸株式会社に改め、定款を変更する。
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昭和30年
1955
昭和30年
新聞社構内作業の請負を開始
朝日新聞大阪本社内における新聞用紙の構内搬入作業請負を開始。その後、毎日新聞大阪本社、産経新聞社、大阪読売新聞社、日本経済新聞社(敬称略)などの構内作業も請け負う。
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昭和31年
1956
昭和31年
商号を「谷川運輸倉庫株式会社」に変更
商号を谷川運輸倉庫株式会社に改め、定款を変更する。
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昭和34年
1959
昭和34年
中国地方への運送を開始
取引先の製紙会社からの依頼で一般用紙などを中国地方の卸会社へ運ぶ広島便を開始する。
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昭和35年
1960
昭和35年
「大阪紙運会」設立
在阪の紙運送会社18社による「大阪紙運会」を設立。当社が初代幹事会社となる。
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昭和40年
1965
昭和40年
「山陽便」の営業を開始
中国地方の卸会社へ運ぶ定期便を拡充し、「広島便」を「山陽便」に名称を改め営業を開始する。
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昭和44年
1969
昭和44年
谷川義夫が代表取締役社長に就任
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昭和46年
1971
昭和46年
「大阪紙共同倉庫輸送連合会」を結成
当社が幹事会社となり、他数社と共に「大阪紙共同倉庫輸送連合会」を結成する。
当社にて事務局業務を担う。 -
昭和47年
1972
昭和47年
「関西パレット回収連合会」を結成
当社他1社と「関西パレット回収連合会」を結成、当社内にて事務局業務を担う。
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昭和52年
1977
昭和52年
トラックへの無線設置
近畿電波管理局から無線局開設の免許を受け、トラックに無線を設置する。
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昭和54年
1979
昭和54年
谷川義夫が黄綬褒章を受章
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昭和55年
1980
昭和55年
安全衛生推進体制を整備
中央安全衛生委員会、職場安全衛生委員会を設置し、安全衛生管理体制を確立。
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昭和63年
1988
昭和63年
「瀬戸谷川倉庫株式会社」設立
瀬戸谷川倉庫株式会社を当社の100%子会社として設立する。
主な事業内容は、倉庫請負事業、中四国地方で倉庫事業、新聞社構内作業請負事業。 -
平成3年
1991
平成3年
谷川義夫が勲五等双光旭日章を受章
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平成7年
1995
平成7年
「大規模災害対策要綱」を策定
阪神・淡路大震災によって家屋全壊、半壊、一部損壊などの被害を受けた社内被災者に社内義援金を分配し、災害時における会社及び社員の対応を「大規模災害対策要綱」にまとめたほか、毎年1月17日を災害訓練や要綱の見直しなどを行う『総点検の日』とすることを決定する。
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平成8年
1996
平成8年
谷川 茂が代表取締役社長
谷川義夫が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任するとともに、 谷川 茂が代表取締役社長に就任する。
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平成13年
2001
平成13年
創業 100周年記念式典を開催
記念行事として、創業100周年記念式典、ラジオCM(朝日放送)、あしなが育英会への募金活動、記念カレンダーの制作、社内パーティー、社員旅行を実施する。
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平成16年
2004
平成16年
「グリーン経営」「Gマーク」の認証取得
トラック運送事業及び京都伏見倉庫においてグリーン経営認証を取得。
また、国土交通省が推進する「安全性優良事業所」を認定するための評価制度 Gマークの認証を取得する。 -
平成20年
2008
平成20年
「谷川運輸倉庫株式会社」本社移転
谷川運輸倉庫株式会社の本社オフィスを北区中之島に移転する。
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平成22年
2010
平成22年
「三共運輸倉庫株式会社」設立
当社グループの事業拡大の一環として、子会社/瀬戸谷川倉庫株式会社の全額出資により三共運輸倉庫株式会社を設立する。
主な事業内容は、関西地区及び関東地区での配送業務。谷川茂が大阪倉庫協会副会長に就任
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平成24年
2012
平成24年
BCPの基本方針の立案と運用体制を確立
BCP対策の一環として守口倉庫に自家発電設備を設置する。
また、社会貢献の取り組みとして、国土交通省に東大阪第一倉庫と守口倉庫を「災害時広域物資拠点」として申請、指定される。 -
平成26年
2014
平成26年
BCP対策として、グループウェア・管理系システムをクラウド化
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平成27年
2015
平成27年
BCP対策の強化を目的に、基幹システムをデータセンターでバックアップ
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平成28年
2016
平成28年
全国の倉庫業者間での防災無線ネットワークシステムに加入
災害発生時には相互扶助を行う
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平成29年
2017
平成29年
「三共運輸倉庫株式会社」埼玉営業所を移転
三共運輸倉庫株式会社埼玉営業所を埼玉県戸田市へ移転する。
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令和元
2019
令和元年
谷川 隆史が代表取締役社長に就任
谷川茂が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任するとともに、 谷川隆史が代表取締役社長に就任する。
会社設立80周年パーティ開催
80周年を祝し、グループ会社を含む総勢221名が参加する大懇親会を開催し、社員への労いと感謝の気持ちを伝える。
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令和3年
2021
令和3年
創業120周年二度目の還暦である「大還暦」を迎える
創業以来、長きにわたりご支援いただいている株主の皆さま、顧客の皆さま、その他すべてのステークスホルダーの皆さまのご厚情に深く感謝いたします。
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令和7年
2025
令和7年
谷川隆史が倉庫業青年経営者協議会の第26代会長に就任
「倉意工夫」 やってみなはれ 価値創造!!をスローガンに掲げ、チャレンジ精神で業界の活性化を図り、倉庫業として社会に貢献する実践的で有益な活動に力を注ぐ。