積み重ねられた経験に裏打ちされた、高い技術と商品に対する心配り。
ミリ単位でこだわる姿勢は「谷川」の真心の証ともいえます。
この神業にも近い作業を、無駄のない動きと連携が現実のものとします。
「俵積み」作業は商品をトラックの荷台に置くその瞬間が「肝」となります。
倉庫員、乗務員の「あ・うん」の連携が正確無比な積み付けを実現します。
また、商品の胴に傷がつきやすい事には最大限の配慮を、微調整の際には専用の部材を使用し、傷のつかない積み付けを実現。
紙は気温、湿度、時間経過とともにその状態を変化させます。普通に積み上げれば歪み倒壊につながることもありますが「谷川」では紙の性質を熟知する倉庫員が紙の性質・特性にも配慮しながら商品を積み上げます。誤差は僅か数ミリ。
「谷川」には、現場が主体的に考えノウハウを積んでいく伝統があります。私たちはこれを「考える現場」と呼んでいます。現場自らが問題意識を持ち、それに対し叡智を結集させ「新しいノウハウを創ること」で様々なご要望にお応えしています。又、これが100余年の歴史を支える原動力の一つにもなっています。